れもんちゃん、この間の色の話は分かったけど、
どうやって練習しようかな〜と思って
しろくまくん、
そうだよね…練習の仕方があるといいよね。
今回は、
自主練の方法②をここに紹介します。
自己練習ワーク_②
簡単に基礎知識をおさらいします。
ホワイトバランスは一言でいうと色の調整です。
正確に説明すると、
撮影の環境や条件による色の偏りを直し、
白いものを偏りのない白に再現する機能のことです。
詳しくは、こちらにありますのでそれを読んでください。
自己練習ワーク _①の巻
(ホワイトバランスの設定を変えて違いを知る)
カメラの設定は、
前回のワーク①で練習したマニュアルモードで
光の調整(ISO感度、シャッタースピード、F値)をしましょう。
光の設定の仕方は、
こちらに詳しく書いてありますので確認してください。
もしも、難しいようであればオートモードでも構いません。
今日の練習で大事なことは、
環境(場所、画角、環境、カメラの設定)は同じにして、
ホワイトバランスの設定を変えることで各モード効果の違いを知ることです。
手順
晴れた日に室外に行きます。
見た目に近い明るさになるように、
①光の調節(感度、シャッタースピード、F値の設定)をします。
ここはマニュアルでもオートでも構いません。
②ホワイトバランスのオートで撮ってみます。
③ホワイトバランスを太陽光モード、電球モード、蛍光灯モード、曇モード、日陰モード…etcにかえて撮影していきます。
*②の時と全く同じ設定で*
(場所、画角、レンズ、設定等のホワイトバランス以外の条件は同じに)
(同じところに立ち、同じ画角で、同じものを撮ります)
④違いを比べてみる。
日差しが強いとモニターがよく見えないので、
日陰か室内に戻って確認して見ましょう。
*日中の外での違いが分かったら、
雨の日、晴れの日の日陰、室内、電球や蛍光灯の部屋などに、
場所を移してホワイトバランスを撮り比べると、
その違いが分かります。
自己練習ワーク _②の巻
ケルビン温度(K)を設定します。
ケルビン温度による違いはこちらの記事に詳しく書いてありますので、
確認してみてください。
ちなみに、メーカーにより同じ設定でも色合いが違うこともあります。
手順
晴れた日に室外に行きます。
見た目に近い明るさになるように、
①光の調節(感度、シャッタースピード、F値の設定)をします。
ここはマニュアルでもオートでも構いません。
②ホワイトバランスを「オート」で撮ってみます。
③ホワイトバランスをK(ケルビン)にします。
ケルビン温度(K)を
一番低い(2500Kなど)から順に500ずつ大きい数字にしながら、
一番大きい(10,000Kなど)まで撮影。
*光の調節(感度、シャッタースピード、F値)は②の時と全く同じに*
(場所、画角、レンズ等も条件は同じに)
(同じところに立って同じ画角で、同じものを撮影)
④違いを比べてみる。
日差しが強いとモニターがよく見えないので、
日陰か室内に戻って確認して見ましょう。
*日中の外での違いが分かったら、
雨の日、晴れの日の日陰、室内、電球や蛍光灯の部屋などに、
場所を移して、ケルビン温度の数値を変えて撮り比べると、
その違いが分かります。
まとめ
様々な環境下でそれぞれの色の違いを見比べると、
印象が変わって見えるのが面白いです。
自己練習ワーク①
・すべて同じに固定
環境、画角、光の調節(F値、ISO、シヤッタースピード)など
・ホワイトバランスだけを様々なモードに変えて撮影する。
・撮影後それぞれの違いをみる。
(場所等を変えて上記を繰り返えしてみる)
自己練習ワーク②
・すべて同じに固定
環境、画角、光の調節(F値、ISO、シヤッタースピード)など
・ホワイトバランスをK(ケルビン)温度にする。
最小の数値から順に500ずつ高くして最大値まで撮影する。
・撮影後それぞれの違いをみる。
(場所等を変えて上記を繰り返えしてみる)
普段はオートでよいのですが、
色がしっくりこない時は意外と役に立ちます。
設定を変える実験は、なかなか楽しいです。
試しに撮るものは、自分が好きなものだと更に楽しいです。
色の調整と、
光の調整がわかれば…
フルマニュアル撮影が
簡単にできちゃいます!
えー!!本当に?
そうなの^_^
写真を始めた頃は、
この2つの知識だけで、
フルマニュアル撮影をしていました。
今回の色の調整についての基礎知識②は…
基礎講座②_ホワイトバランスをご確認ください。
前回の基礎知識①光の調節については…
自主練方法①光の調節をご確認ください。
カメラを買ったら一緒に買う必要のあるものもまとめました。
カメラ旅行に持っていくべきものもまとめてありますので、
参考にしてください。
では、また!