【作品の売り方③】基本的なポートフォリオの作りかた(作品篇)

レモンのとなり
レモンちゃん

こんにちは!

今日は写真のポートフォリオについて解説します。

どんなふうに組めばよいのでしょうか?

基本的なポートフォリオの作り方

どんなファイルを買った方がいい?

サイズについて

基本的にサイズはA4や4つ切以上を推奨します。

細かいディテールが見えるからです。

これより小さいと、細部がわかりにくくなります。

自分の作品の見せ方として適切であればA3とかA2サイズなどの大きめなものも良いと思います。

どんな素材のブックがよいのか

ポートフォリオ用のブックは少しだけお金をかける

オススメは、COSMOSという会社が作っているものです。

ボロボロのとか、事務用のファイルではダメです。

写真用のものが良いです。

写真専用のクリアケースの袋は透明度が高いのでそれを使いましょう。

BOXタイプにするなら、手袋を持参する。

いわゆる「白手袋」がおすすめです。

(自分の作品をどう扱っているのかも見られています。)

中身について。

誰に向けて作るのかをまず考える必要があります。

相手が、どんなサンプルを必要としているのかです。

具体的に何を入れるのか?

1.自分の略歴

2.作品テーマ、コンセプト

3.過去の作品

一つずつ解説していきます。まず、

1、自分の略歴

A4、1枚にまとめること

どこで写真を学んだ

・コンテストの受賞歴

(なるべく権威のあるコンテストに絞る)

展示歴

(個展や大手ギャラリーでの展示歴が望ましい)

*グループ展については、場合によっては控えたほうが良いかもしれません。

*受賞歴、展示歴は数が多くなるのであれば、

権威のないものはできるだけ省く事が大切である。

(でも、数が少ないのであれば小さなことも載せる)

*1枚で収めるのは、相手の時間を奪わないためです。

2、作品コンセプト、テーマ名

長く書けばよいわけではありません。

言いたい事が伝わる様な形式を考える

複数テーマがあるのなら、そのうちどれを入れるのか絞る

誰に向けて作っているのか考えること

見てもらう相手に合わせ、テーマや内容を少し変える。

(相手が必要としているものを)

3、作品

・30-40枚程度に収める

(ポートフォリオ内は枚数を絞り、もっと見たいと言われたら出せるように)

縦、横は揃える

(見る人がポートフォリオを頻繁に動かさなくても良いように工夫を。)

順番を考える。

時系列にすればいいわけではない。

 順番は演出として考える。

単調だと、人は飽きます。

どうしてこの順にしたか、答えられるように用意しておく。

同じ様な写真が続く場合は、リズムをつける。

めくった時の画像の重なりを計算する。

コンセプトにあてはまらないと思うものは外しておく

どうしても見せたいのであれば、

ポートフォリオの中でなく、別に手元に持っていて求められたら出してみましょう。

(数が多すぎるものをみるのは大変なので。)

数が多いことがコンセプトであれば、多くても大丈夫です。

(なぜ多いのか説明できるものであれば大丈夫です)

4、過去の作品

テーマ、コンセプトも添えて、各テーマA4一枚程度に。

まとめ

どんなファイルを買うのか

・サイズについて→A4や4つ切以上の大きさを推奨・どんなブックがよいのか→写真用のものを買う
中身について

1、自分の略歴(A4、1枚にまとめる)・どこで写真を学んだか・コンテストの受賞歴・展示歴2、作品コンセプト、テーマ名・言いたい事が伝わる様に3、作品・30-40枚程度に収める・縦、横は揃える。

・順番を考える。(順番は演出)

4、過去の作品(A4、1枚にまとめる)

大事な事なので、繰り返しますが、

自分が選べないからといって、

やみくもに作品数を多くするのは禁物です。

相手に選んでもらう、という暴挙は嫌がられてしまうかもしれません。

(相手が見せてくれと望むのなら良いのですが…。)

相手の時間を奪わない工夫、

相手に対する配慮はきっと喜んでもらえます。

【作品の売り方①】についても、

【作品の売り方②】商業ギャラリーと契約する方法について、

も解説してます。

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では、また!

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