こんにちは!
今日は写真のポートフォリオについて解説します。
どんなふうに組めばよいのでしょうか?
基本的なポートフォリオの作り方
どんなファイルを買った方がいい?
基本的にサイズはA4や4つ切以上を推奨します。
細かいディテールが見えるからです。
これより小さいと、細部がわかりにくくなります。
自分の作品の見せ方として適切であればA3とかA2サイズなどの大きめなものも良いと思います。
ポートフォリオ用のブックは少しだけお金をかける。
オススメは、COSMOSという会社が作っているものです。
ボロボロのとか、事務用のファイルではダメです。
写真用のものが良いです。
写真専用のクリアケースの袋は透明度が高いのでそれを使いましょう。
BOXタイプにするなら、手袋を持参する。
いわゆる「白手袋」がおすすめです。
(自分の作品をどう扱っているのかも見られています。)
誰に向けて作るのかをまず考える必要があります。
相手が、どんなサンプルを必要としているのかです。
1.自分の略歴
2.作品テーマ、コンセプト
3.過去の作品
一つずつ解説していきます。まず、
A4、1枚にまとめること。
・どこで写真を学んだか
・コンテストの受賞歴
(なるべく権威のあるコンテストに絞る)
・展示歴
(個展や大手ギャラリーでの展示歴が望ましい)
*グループ展については、場合によっては控えたほうが良いかもしれません。
*受賞歴、展示歴は数が多くなるのであれば、
権威のないものはできるだけ省く事が大切である。
(でも、数が少ないのであれば小さなことも載せる)
*1枚で収めるのは、相手の時間を奪わないためです。
長く書けばよいわけではありません。
言いたい事が伝わる様な形式を考える
複数テーマがあるのなら、そのうちどれを入れるのか絞る。
誰に向けて作っているのか考えること。
見てもらう相手に合わせ、テーマや内容を少し変える。
(相手が必要としているものを)
・30-40枚程度に収める
(ポートフォリオ内は枚数を絞り、もっと見たいと言われたら出せるように)
・縦、横は揃える。
(見る人がポートフォリオを頻繁に動かさなくても良いように工夫を。)
・順番を考える。
時系列にすればいいわけではない。
順番は演出として考える。
単調だと、人は飽きます。
どうしてこの順にしたか、答えられるように用意しておく。
同じ様な写真が続く場合は、リズムをつける。
めくった時の画像の重なりを計算する。
*コンセプトにあてはまらないと思うものは外しておく。
どうしても見せたいのであれば、
ポートフォリオの中でなく、別に手元に持っていて求められたら出してみましょう。
(数が多すぎるものをみるのは大変なので。)
数が多いことがコンセプトであれば、多くても大丈夫です。
(なぜ多いのか説明できるものであれば大丈夫です)
テーマ、コンセプトも添えて、各テーマA4一枚程度に。
まとめ
・サイズについて→A4や4つ切以上の大きさを推奨・どんなブックがよいのか→写真用のものを買う
1、自分の略歴(A4、1枚にまとめる)・どこで写真を学んだか・コンテストの受賞歴・展示歴2、作品コンセプト、テーマ名・言いたい事が伝わる様に3、作品・30-40枚程度に収める・縦、横は揃える。
・順番を考える。(順番は演出)
4、過去の作品(A4、1枚にまとめる)
大事な事なので、繰り返しますが、
自分が選べないからといって、
やみくもに作品数を多くするのは禁物です。
相手に選んでもらう、という暴挙は嫌がられてしまうかもしれません。
(相手が見せてくれと望むのなら良いのですが…。)
相手の時間を奪わない工夫、
相手に対する配慮はきっと喜んでもらえます。
【作品の売り方①】についても、
も解説してます。
では、また!
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