【写真で動きを表現】シャッタースピードを変えるとどうなる?

レモンのとなり
レモンちゃん

こんにちは!

シャッタースピードって変えるとどうなるの?

今回はシャッタースピードについてのお話です。

レモンのとなり
レモンのとなり

シャッタースピードってなんで変えるの?

変える必要なんてある?

って、カメラを始めた頃はそんなふうに思っていました。

はじめの頃は、1/125秒とか1/250秒などで無難に撮っていました。

シャッタースピードを変えると、どんなものが撮れるのか解説していきます。

ちなみに、一眼レフを使う上で知っていると便利な基礎知識こちらです。

シャッタースピードの特性 

私のイメージですが……

シャッタースピードが早い時を止めた印象
シャッタースピードが遅い時の流れを感じる

どういうことなのか?
実際の写真を見比べてください。

作例11/60秒で撮ったもの

(水の流れが線のように写る)

作例21/1600秒で撮ったもの

(水が水滴で写る)

このように、画面に動きを表現したり、人間の目では捉えれないモノを写したりすることができます。

一例ですが……こんな事ができます。

シャッタースピードを遅くすると……
走っている疾走感をだす
止まっている人だけが写るようにする
滝の水流を白い線にする
シャッタースピードを早くすると……
波をゼリー状に写す
鳥の羽ばたきをとる(羽毛も細かく写したい)
水滴をとる

シャッタースピードと光量の関係

シャッタースピードが速くなる→光量は少ない
シャッタースピードが遅くなる→光量は多い
光の量が多すぎる場合

シャッタースピードで光の量を抑えることができます。
(シャッタースピードを速くする
もしくは…
光の量が足らないない

シャッタースピードで光の量を多くする。
(シャッタースピードを遅くする

夜景や星空を撮るにはシャッタースピードを遅くします。

その場合は三脚が必須です。

星空の時のカメラの設定方法などもあります。

三脚の選び方、星空の撮り方などはまた今後紹介していきます。

作例3 夜景撮影  1/8秒で撮ったもの

(三脚使用)

もう一つ大切なことがあります。
F値とシャッタースピードの関係性も知っておく必要があります。

F値とシャッタースピードの関係

もしも、F5.6の時にシャッタスピード(SS)が1/250秒で、
光の具合が丁度良いとしたら…この表のように設定します↓
(ISO感度は固定していることにします)

つまり……

F値を小さくしたい→SSを早くする
F値を大きくしたい→SSは遅くする
連動して動かす必要があります)

F値だけ、もしくはSSだけ動かすと……
明るすぎる写真、
暗すぎる写真、
になります。

このように、ちょうどよい光量にするには、
F値とシャッタースピード(SS)は連動して動かす必要があります。

  F値についてはこちら(F値について)で解説しています。

厳密に言うと、ここにISO感度も関係してきます。
ここではISO感度を固定していると仮定した上でのお話をしました。
ISO感度についてはまた別の機会に説明させていただきます。

まとめ

シャッタースピードの特性
シャッタースピードを早くすると時を止めた印象の写真
シャッタスピードを遅くすると時の流れを感じる写真
シャッタースピードと光量の関係
シャッタースピードが速くなると光量は少ない
シャッタースピードが遅くなると光量は多い
F値とシャッタースピードの関係性
F値を小さくしたい場合はSSを早くする
F値を大きくしたい場合はSSは遅くする
(連動して動かす必要があります)

以上です。

知っていると便利な基礎知識(F値、ISO感度、シャッタースピードの関係性)のまとめ(写真講座①)はこちらでご確認ください。

F値についての詳しいお話は、こちら(F値について)です。

個人練習の仕方はこちら(自己練習の方法)

で紹介しています。

ありがとうございました。

レモンのとなり
レモンちゃん

では、また!